中小企業診断士の2次試験には公式な解答がなく、どのように答えればよいか悩んでしまいますよね。
参考書やネットでも色々な解答方法があると思います。
今回は、私が様々なパターンを調査したうえで、実際に試験で書いてみて不合格・合格をそれぞれ受けた経験から、これは間違いなく点数アップにつながっていると確信したテクニックをご紹介します!
1年目からこれを知っていれば、不合格にならずに済んだかもしれない……と強く思います。
是非、これから2次試験を勉強される方には頭の片隅に置いておいて頂きたいなと考えて、この記事を書くことにしました。
自己紹介
2週間ほど前に、完全独学にて中小企業診断士の2次試験に合格しました。
つい最近まで勉強していましたので、合格した時に活用したノウハウを新鮮な形で記憶しています。
1回目の2次試験受験で落ちている事もあり、以前のやり方だとダメだったが、今回のテクニックを活用したら、知識レベルはそんなに変わっていないのに合格できた!と感じています。
これだけは押さえたい解答テクニック
それでは具体的にご紹介します。
短時間でヒントを見つける
まず問題文(与件文)から、ヒントとなりうる部分を探り当てることです。
このヒントとは、おおむね以下のようなものです。
- 経営状況の風向きが変わった理由(例:市場傾向、法令、新製品発売など)
- 経営改善に向けて課題となっている事象(例:人材不足、技術不足、一社依存など)
- 経営者の希望・考え(例:地元への貢献、市場拡大、社員還元など)
- この企業ならではの特徴(例:グループ企業の存在、他社や顧客との関係性など)
これらを、与件文を読みながらマークしていきましょう。
マークをすることで、何度も与件文を読み直さなくてもポイントを瞬時に確認でき、かつ解答時の備忘になります。
ヒントを素早く見つけるためには、問題練習が不可欠です。繰り返し問題集を解き、感覚を養いましょう。
キーワードを並べる
設問ごとに、使うヒントは別々にあります。
どのヒントがキーワードになるのか、問題ごとに並べていきましょう。
中にはヒントだと思ったが使われないようなものもあり、難しいですが、間違いなく各問題には当てはまるヒントが与件文に隠れています。
例えば、令和2年度の事例Ⅰでいえば、第1問で経営ビジョンを問われています。
これに対応するキーワードとして、「飲食業」「地元の旅館」「インバウンドブーム」「地域の活性化」「老舗ブランド」といったヒントが与件文から抽出でき、回答の方向性をすぐに決めることが出来ます。
上記はヒントを並べるだけでもほとんど答えになるような問題ですが、より難しい問題であっても、ヒントを軸に自信の知識を掛け合わせて、膨らませていくことになるでしょう。
できるだけたくさん書いておく
難しいのは、ヒントらしきキーワードは見つけられても、どれが重要なのか分からない時です。
例えば、同じく令和2年度の事例Ⅰで、第3問で営業担当者の伸ばすべき能力を問われています。
このキーワードとして、「直販方式」「やり方の見直し」「新規事業」等のヒントが見つけられます。
ここから想像できる能力として、例えば「市場分析力」「提案力」「リーダーシップ」「積極性」「胆力」「語学力」「コミュニケーション力」などなど様々に考えられます。
そこでオススメなのは、なるべく重要そうなものに絞りつつも、文字数が許す限り沢山書いてしまうことです。
私は例えば、「必要な能力は、①新規顧客への提案力、②市場開拓のためのリーダーシップと積極性、③直販先を選定する市場分析力、④外国人向けを視野に入れた語学力」などと沢山並べて回答していました。
点数にどう効いたかは採点者のみぞ知りますが、少なくともこの方法にしてから合格できたので、点の取りこぼしは少なくなったと言えそうです。
小問毎に似た回答になってもOK
最後に、ヒントを軸に回答しようとすると、設問が似通っていると同じような事を回答することになります。
例えば令和2年度の試験では、事例Ⅲの問題がどれも課題と解決方法を書くような内容となっており、一言でいうと、全て「営業及び製造部起因による納期遅延の解消」が答えになってしまいます。
これに対して、個人的なオススメは、あえて別々の回答にはしなくてよく、同じことを繰り返しても大丈夫だという事です。
もちろん、設問の問題文に出てくるキーワードは加味して回答する事が前提です。
たとえば第3問の「IT活用」というキーワードから、同じ納期遅延を解消するにしても、「データ・進捗の共有」「見積策定の自動化」といったようなITで出来そうな具体例を盛り込みます。
しかし最終的な結論は納期遅延の解消なので、同じような解決策を他の問題でも答えても問題はないと思います。何故なら間違いではないからです。
あえて新規性のある内容で答えようとして、キーワードを外し点数が落ちるよりは、少し視野に欠けても確実に点を取れる方が間違いないのではないかと思います。
終わりに
いかがでしたでしょうか。
基本的な事ばかりですが、私は1年目に受験した時は、どれも理解していないままに挑戦してしまって、落ちてしまいました。
これから挑戦される方は、是非、今回のポイントに気をつけて頂いて、効率的に点が取れることを祈っております。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!



コメント